Push機能を実装できるPusher
Push機能を実装するには
最近のWebアプリでは必須の機能であるプッシュ通知ですが、自作アプリに実装しようとしてもサーバーが未対応だったりとまだまだ障害が多いのが現状だと思います。
そこでおすすめなのがPusherです。
導入は、サイトにあるコードをそのままコピペすればOK(科学的論文じゃないので大丈夫…)で、同時接続10件まで、1日のプッシュ通知が10万回までの範囲なら無料で利用できますので、勉強がてらに作ってみたアプリ程度なら余裕で使えると思います。
スーパー簡単な使い方の説明
簡単に使い方を説明すると、
まずアカウント取得して、app_id、app_key、app_secretの3つをゲット。
まずはクライアント側(通知を受けるページ)に、
<script src="http://js.pusher.com/2.1/pusher.min.js"></script>
を記述し、プッシュ時の処理を書く。こんな感じで、
var pusher = new Pusher("あなたのapp_key"); var channel = pusher.subscribe("channel_name"); channel.bind("event_name", function(data){ //プッシュ時の処理うんぬんかんぬん });
本当にサイトの例題どおりです。汗
サーバー側は、言語によって多少の違いはあるものの基本は一緒(のはず)。自分はRailsで使用しました。
まずはgemが用意されているので、Gemfileに
gem 'pusher', '~> 0.12.0'
で、bundle install。
次に、config/initializerにpusher.rbファイルを作成し、そこに
require 'pusher' Pusher.url = 'http://【app_key】:【app_secret】@api.pusherapp.com/apps/【app_id】 Pusher.logger = Rails.logger
記述。ちなみにPusher.urlの部分はログイン後の画面に表示されているのでそれをコピーすれば問題なし。
最後にコントローラー部分に
class YourController < ApplicationController def index Pusher['channel_name'].trigger('event_name', 【プッシュさせるdata】) end end
これで完璧。もちろんchannel_nameとevent_nameはJavascript部分に記述したもの。
この他にもNode.jsやPython用のサンプルコードがサイトに記載されているので、それらを使ってアプリを作る人も簡単に実装できると思います。
とにかく言えることは、超簡単で超便利!
以上。