我が家のネット回線が遅くてIPv6プラスにした結果、劇的に速くなったその経緯

IPv6でネット回線速度を改善

ネット回線のスピードが遅くて最高にストレスフル

最近どうもネットの速度が遅いような気はしてたのですが、Webサイト閲覧は特に問題ないし、YouTubeも普通に見られるし、で、放置していました。

DAZN加入をきっかけに気づく

きっかけは2017年のJリーグ開幕とともに噂のDAZNに加入でした。当初、DAZN側のサーバーが脆弱だったこともあり、配信がよく止まっていました。なので、映像が止まってイライラしても「DAZN早くサーバー増強しろよ!」などと憤っていました。

しかし徐々にTwitterなどで、「DAZN画質キレイ」とか、「DAZNもう止まらなくなって最高」などの自身の状況と正反対のつぶやきを見るようになり、ようやく「これは家のネット環境の問題かもな…。」と、思うようになりました(←遅すぎ)。

ネットでスピードテスト

とりあえずスピードを測ってみました。
【追記】Googleの検索バーで「スピード テスト」と入力すると現環境の回線速度が測れるようになりましたね。便利ですね。

ネット回線が遅すぎる

いや、遅すぎでしょ。まさかここまでとは。。。

NTT網が混雑しているのか、プロバイダー側か

速度が出ないのは、大体が回線の混雑が原因だそうです。そしてインターネットの回線にはNTT管轄(NTT網を利用している場合)の部分とプロバイダー管轄の部分があります。そのどちらか(もしくは両方)が混雑していると思うようにスピードが出ません。

下記のようなサイトでNTTの回線速度を測ります。

NGNサービス情報サイト – 速度測定

NTT網の回線速度

こっちは最近のブロードバンド環境(死語?)としてはそこまで速くはないけど、フラストレーションがたまらない程度のスピードは出ている。ってことは、問題はプロバイダーか!

IPv6で接続すると速くなる!?

現行プロバイダーの評判が…

我が家のプロバイダーは長年ぷららさんにお世話になっていました。しかし調べているといまいち評判がよろしくない…。

そろそろ潮時か…。

こうして、ぷららさんとの別れを決意した我が家の新しいプロバイダー探しの旅が始まりました。

プロバイダーとの別れを決意

IPv6方式とやらがよさげ

回線速度をもっと速くするにはどうしたらいいかと調べていると、IPv6方式で接続すると混雑時の影響を受けにくいということを知りました。

【参考】ネット回線のマニュアル – 夜間のフレッツ光回線が遅いのはIPV6(IPoE)で改善できる!(かも)

コレ、ホシイ…

ただ、IPv6とIPv4は本来全く違う接続方式のため、IPv6で接続すると、IPv6非対応のサイトやWebサービスが使えなくなってしまうとのこと。それはイヤです。

しかしそれをスッキリ解決してくれる方法がありました。

IPv6プラスに対応したプロバイダーを選ぶのが必須

「多くの人がIPv6に早く移行して欲しい」が、「接続できなくなるサイトがあるのも困る」、これを解決するためNTTではIPv6プラスという、IPv6、IPv4、両方式で接続できるサービスを展開しています。

【参考】【2017年版】フレッツ光回線を高速化するv6プラスとは?対応プロバイダ(ISP)と市販ルーターのまとめ。

そして、このIPv6プラスサービスに対応しているプロバイダーは?と、言うと、以下の4社に絞られるのです。

  • @nifty
  • BIGLOBE
  • GMOとくとくBB
  • DMM .COM

このなかで検討に検討を重ね、我が家の新しいプロバイダーは、GMOとくとくBBさんにお願いすることに。

それには当然理由があります。

GMOとくとくBBを選んだ経緯

上記のプロバイダーはどれも魅力的で悩んだのですが、GMOとくとくBBにしました。

まずIPv6プラスを利用するに当たって、必要となる条件と、その条件に対する我が家の現状はこうです。

  • IPv6プラス対応のプロバイダーと契約
    → 現プロバイダーは未対応。上記4社のいずれかに変更必須
  • ひかり電話を使っているか?
    使っていない。契約する予定なし。
  • (ひかり電話を使っていなければ)v6プラスに対応したルーターか?
    → 現在のルーターは対応していない。要入手

さらにここに我が家のネット環境(というか契約状況)が考慮に入ります。

光コラボのドコモ光サービスを使っていた

ドコモの携帯電話を使っていれば、家のネット回線と支払いを一括にすることで料金が大幅に割り引きされる「ドコモ光」サービスに我が家は契約しています。そしてドコモ光を通じて利用できるプロバイダーは決まっているのです。

【参考】ドコモ光 – 料金プラン

上記リンクに記載されているプロバイダーの中で、IPv6プラスが利用できるのは、GMOとくとく@niftyBIGLOBEの3社です。

さらに、料金設定が違うグループAとB(Bが200円だけ高い)に別れており、安い方のグループAに含まれているのは、GMOとくとくBIGLOBE

ここで2択に絞りこまれました。

ドコモ光でIPv6対応ルーターが0円

正直なところ、これが決定打です。

ひかり電話の契約はしていないので、IPv6プラスを利用するには対応のルーターが必要となります。

GMOとくとくBBでは、ドコモ光契約者に限り、IPv6プラスに対応したBuffalo(もしくはIO-DATA)の高性能ルーターを無料でレンタルしてもらえるのです。

IPv6対応の無線ルーター

多少型落ちするモデルのルーターですが、性能としては何ら問題ありません
なお、同ルーターの最新モデルはAmazonで¥15,000弱で販売されています(こちらの購入をオススメします!理由は後述)。

BUFFALO 11ac/n/a/b/g 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) 1300+600Mbps【 Nintendo Switch動作確認済】 WXR-1901DHP3

これで決めました。早速申し込みます。

※ちなみに、光コラボのドコモ光を通じての利用なので、この場合のプロバイダー変更はドコモに問い合わせました。

無料レンタルのBuffalo製ルーター「WXR-1750DHP」は欠陥あり【追記】

エラーだ。なんてこったい!

性能としては何の問題もないと思っていると、結構重大な問題が発覚しました。ええ、人柱になってやりましたよ…。

有線のみの環境では何の問題もないのですが、Wi-Fiを通すとたまにインターネットに接続できなくなるという…。
いまどきスマートフォン使わない人はいないと思うのでこれは結構致命傷です。

なにが起こったかについては、別にまとめましたのでそちらを参照していただければと思います。
【後日談】 インターネットに繋がらない!WiFiが不調で試してみた設定。そしてその後

ただし、上記にもある、後継のBuffaloルーターではそのような問題は発生していません。なので、GMOさんがレンタルしてくれるルーターの型番をあげたりしていればこのようなことは避けられます。あと、IO-DATA製のルーターも選択可能なのでそちらを選べば大丈夫です。

この記事を読んで一人でも多くの方が人柱にならないようになれば幸いです…(いい人アピール)。

封筒が届いた!GMOとくとくBBに接続してみる

プロバイダー申し込みから1週間内にGMOとくとくBBさんから封筒が届きました。これで新しいプロバイダーでインターネットに接続できるようになりました。

ルーターが届いてない時点で前プロバイダーに圧勝

早速接続して、速度を測定してみた結果。

全然速い。今までのは一体何だったのか。おい、ぷ◯ら、聞いてるか?

しかもルーターの申込みはこれからなので、まだIPv4接続なのです。これがIPv6になるとどうなるのか。楽しみでなりません。

では、ルーターが届き次第、また更新します!

IPv6で接続!最早速すぎて笑えるレベル【追記】

ルーター届きました!

IPv6プラス対応のバッファロー製ルーター

接続設定(下記リンク参照)をして、早速速度を測ってみる。(ドキドキ)

ルーターの接続設定についてはこちら → IPv6プラスに対応したBuffalo製ルーターのIPv6接続設定

IPv6での回線速度判定結果

は、はえぇぇぇぇぇぇ!!

これでようやく快適インターネットライフの幕が開けそうです。DAZN見るんだぞーん(←嬉しすぎてテンションがおかしくなってる)。

ちなみに

我が家のLANケーブルはカテゴリー5とかが混ざっていたので、当然といえば当然ですが、これを機にカテゴリー7に変えてやりました。

サンワサプライ CAT7ウルトラフラットLANケーブル5m ホワイト KB-FLU7-05W
¥1,327

【参考】
IT性能比較実験 – LANケーブル種類・カテゴリーによる通信速度比較

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